ここが聞きたい!名医にQというNHKの番組で、うつ病について取り上げていました。
2週連続放送で、一回目にうつ病の概要を説明し、二回目の今回は視聴者からのお便りや疑問に答える形式。
一般論にとどまらない具体的なアドバイスがとても興味深かったです。
一回目の放送で、うつ病と間違われやすい「双極性障害」についても触れていました。
双極性障害とは、いわゆる躁鬱病です。
躁状態のときは本人には体調がよく感じられるので異常に気付きにくく、鬱状態になって医者にかかるので、間違えてうつ病と診断されがちなややこしい病気です。
双極性障害はうつ病に比べて知名度も低く、前述のようにうつ病と間違われることも多いので、潜在的な患者が増えているのでは、と言われているそうです。
今回のお便りで、「自分は今までうつ病だと思っていたが、もしかしたら双極性障害なのではないかと思った」というものがありました。
精神的な病気は患者が言葉で症状を訴え、医者はその内容から病気を診断するので、患者本人が双極性障害の症状を自覚していないと、医者も発見が遅れてしまいます。
今回の番組によって、多くの人々に「もしかしたら双極性障害なのかも?」という疑問へのきっかけを与えることが出来たのではないでしょうか。
改めて、テレビの影響力、とりわけ、公共放送であるNHKの影響力を強く感じました。
番組放映後から、RainbowCollegeのメーリングリストに参加したい、活動に参加したいという人がうなぎのぼりに増えていき、番組前は50名~100名くらいだった参加者が、今では500人を越えるほどになっています。
インターネットの普及でマイノリティも情報を得やすくなったといわれていますが、それでもテレビの計り知れない影響力と知名度をこのときに実感しました。
同時に、まだまだ情報が届かずに一人で苦しんでいる人たちがたくさんいるのだろうと気付かされました。
セクシュアリティに関しても、うつ病や双極性障害に関しても、人々が正しい認識を得るためにメディアの影響力は無視できません。
今後もこういったテレビによる啓蒙活動が適切に行われるよう願っています。
また、「ハートをつなごう」のセクシュアリティシリーズがNHK「ハートをつなごう」LGBT BOOKという本になりました。
これによって、一人で悩んでいるたくさんの人に、さらに情報が届いてくれればと思います。
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